暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

中川自然坊

茶碗

わん展は1月22日で終了いたしましたが、何点かはしばらく置いときますので機会がございましたらご覧ください。 わん展ということで茶碗を期間内に掲載する予定でしたが、パソコンの調子が悪く掲載できませんでした。 調子が少し戻ってきましたので掲載し…

蓋の表情

中川自然坊さんの壺の蓋を菊地克典さんに作っていただきました。 これはこの壺を花生けとして使うとともに、漆のざっくりとした蓋を付けて物入れとして使いたかったからです。 壺の口は少し歪んでいるため菊地さんも作業が大変だったのではないかと思います…

片口2種の入荷

片口は本来酒・醤油などの液体を口の小さい容器に移す際に使うものです(現在もその用途のために使われているものもあります)が、もともと形が面白いことから現在は本来の機能性よりもデザインを重視して作られているものもあるように思います。 普段の食卓…

中川自然坊さんのご逝去

中川さんはかねてより病気療養されていましたが、昨年の12月にご逝去されました。 享年58歳とのことです。まだこれからというのにとても残念です。 近年は渋谷の黒田陶苑さんで個展も再開されていたので、少し回復されていたのではと思っていたのですが。 …

中川自然坊(唐津焼)さんの器の入荷

先日、お願いしていた中川さんから器が届きました。 今回は粉引きのそば猪口二種(窯変したものとそうでないもの)と小さめの汲出しおよび朝鮮唐津の竹長皿です。 特にこの朝鮮唐津の皿は形、焼き、釉薬の感じ等バランスのとれた器だと思います。 機会がござ…

中川自然坊さん、菊地克典さんの器の入荷について

上記お二人の器が入荷いたしました。 中川さんの刷毛目の皿は今回が初めてです。 菊池さんの器はしばらくきれていたものを作っていただきました。 (粉引窯変そば猪口、粉引そば猪口、刷毛目4寸皿) (欅6寸皿、栗取り分けスプーン)

唐津を訪ねて

2月15日に飛行機と電車で唐津に着きました。 他の日程もあり、窯元やお店を回れたのは15日の夕方と16日の午後3時頃まででした。日程はかなりハードでしたが、何とか予定していた窯元を訪問することができました。 主な訪問窯元は次の3箇所です。 ・…

中川自然坊さんの器

私が中川さんの器を初めて見たのは、1990年頃でした。 画工人の渡辺俊明先生から電話をいただき、近く業者の方が中川自然坊という作家の器を持ってくるので見に来ませんか、とのことでした。 当日蓮笑庵に伺いますと、業者の方が中川さんの器をたくさん…