暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

益子の柏木円さんの器

昨日(7月8日)、益子町の柏木一天、円夫妻宅を妻とともに訪問させていただきました。
またお心遣いで、益子参考館を案内していただいたり、おいしい蕎麦屋さんで昼食をいただくことができました。
一天さんは所用で不在だったのですが、円さんからいろいろとお話を伺い、また作品も拝見させていただきました。
円さんは土楽窯当主福森雅武さんのご息女ですが、益子に住んで5年になるそうです。今でも時おり土楽窯へお手伝いに行くことがあるとのことですが、当地でできるだけ自分のオリジナルを創っていきたいとのことです。
訪問時には完成品の種類があまり多くなかったのですが、これまで作ったもの、現在作っているものなどを見せていただき、少し注文させていただきました。
感心したのは、確かな技術、器に対する見識、新しいものを生み出そうと意志の強さそして前向きな生き方です。
久しぶりに、普段使いのすばらしい器をたくさん作っていただけるのではという予感がしました。作ってほしい器があれば相談してほしいとのことですので楽しみです。
現在器を納めているところは、ある京都の有名な旅館も含めて2箇所とのことですが、当店でも扱わせていただくこてになりました。
今回仕入れさせていただいたのは下の写真のものですが、8月には注文した器が入荷することになっています。
白磁輪花皿、灰釉輪花向付、ぐい呑(皮鯨)ほか