暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

菊地克典さんの[木と漆の器展]を見て

昨日(9/12)菊池さんの器展を見に松本市へ、そしてその後は気にかかっているお店などを見に東京へ出かけました。丁度、大人の休日倶楽部が利用できる期間だったのでラッキーでした。
菊池さんは自分の生活の中から木で作りたいものの形を見出し、そしてこつこつと削りだしすき漆で仕上げます。展覧会には親しみがあって使いやすいものがたくさんありました。
菊池さんと雑談し、また何点か注文させていただきました。10月の当店の1周年記念展に間に合うようにお願いしてきました。楽しみにしていてください。
この展覧会は、9月27日まで松本市中央にある「ギャラリー蔵みーる中町」で開催されています。
帰りには大好きな開運堂の真味糖を買いました。
東京では文京区にあるスペースたかもり、渋谷区にある古道具坂田などに駆け足で寄りました。
たかもりでは福嶋麻衣子さんの紬織り展が開催されていました。初めての展覧会とのことでしたが、織り具合といい、彩といいとても素敵でした。
憧れの高森さんともお会いし、漆器の話をいろいろと伺うことができました。場違いな一方的な話もしてしまいましたが、高森さんはお忙しいのににこやかに対応してくださいました。長年漆器などの普及に努めてこられたまっすぐな情熱を感じさせる素敵な方でした。
また一幸庵では美味しい干菓子を買うことができました。
古道具坂田では19世紀の英国のスプーンを譲っていただきました。お店は質素でこじんまりとしたしていましたが、展示品の質、展示も仕方、空間の使い方などどれも素敵でした。
夜は新川崎の喜作というお店で、息子とともに美味しい鳥料理をいただきました。
菊池さんの展覧会の案内状

福嶋さんの小袱紗と英国のスプーン