暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

今回の企画展での土鍋について

企画展での主役のひとつが土鍋ですが、取り扱っている主な土鍋をご紹介いたします。
土鍋の説明書きは雑誌「ふでばこ」17号に掲載されたものからとりましたが、いずれも私の自宅で使っている鍋で機能的で美しいものです。
この土鍋は日本の手仕事の傑作だと思います。サイズがいろいろあります。

 文福鍋
野菜をたっぷり、美味しく食べて欲しいとの想いでつくった形。野菜をたくさん盛り上げ、煮るよりは蒸して、瑞々しいままに食べるのがおすすめ。身の浅いつくりも、汁を早く煮立たたせて野菜の旨みを生かすポイント。



 黒鍋
もとはスッポン鍋として専門店向けに開発した鍋。発売から40年以上のロングセラーで「土楽といえば黒鍋」といわれる代表作。対火度がとくに高い粘土を使っており、ふつうの鍋料理はもちろん、すき焼きやステーキも楽しめる。



 口付黒鍋
黒鍋の雰囲気でつくった一般的な料理土鍋。使い勝手のよい口付き。