川連漆器伝統工芸館(湯沢市)を訪ねて
今回漆器関係ではこの工芸館と津軽塗団地展示場を訪問しました。
津軽塗は現代に合わせて素地に木の他に合成樹脂や圧縮材などが使われています。
研ぎだし変わり塗りが代表的で、堅牢で実用性の高いのが特色です。
川連漆器は近隣の豊富な原木に支えられ素地は木だけを使うことになっています。
漆は中国産が多いようですがウルシの木の育成も始めているとのことです。
川連漆器は漆器のあり様を維持しているように思いました。
漆器の展示場で漆器本来の姿が見られるのは東北ではここと浄法寺塗の滴生舎くらいでしょうか。
このような施設が東北にあることは漆器産業の救いではないかと思います。
昼食時になり湯沢市内をうろうろしていたら、漆器を使っているという喫茶店がありついそれにひかれて入店しました。
本物の漆器を使っていましたし味も抜群でした。
この工芸館はとても素敵な施設ですので機会がございましたら是非ご覧ください。
(川連漆器伝統工芸館外観)
(川連漆器伝統工芸館内部の展示)
(川連漆器伝統工芸館内部の展示)
(川連漆器伝統工芸館内部の展示 東北三県(大堀相馬焼、雄勝硯、川連漆器)謹製硯箱一式)
(津軽塗団地展示場外観)