暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

京都行番外編④ 骨董店他編

「京の骨董は使うもんどすえ」(小林明子著)という本があるように、私が行く京のお店でも、骨董(主に伊万里)を他の器に混ぜて使っているところが
何軒かあります。
私も生活の中で骨董も交えて使っているので、京都へ行くときはできるだけ骨董店を覗くようにしています。
高いものは買えませんが、現代ののもでも古いものでのいいものはいいし、生活から生まれたものは生活の中でこそ生きるのではないかと思っております。
今回も何件かのお店に寄らさせていただきました。
・大吉(中京区) 伊万里を中心とした白磁、染付けが多い。他に瀬戸、織部
        等陶器のものもある。私好みのものが多い。
・てっさい堂(東山区) 伊万里が多い。棚にすごい量の器が並んでいる。
・れん壺堂(東山区) 上品な伊万里が多い。
天平堂(東山区) 朝鮮美術の専門店。
・梶古美術(東山区) 高級品が多い。近代の作家ものもある。

その他、今回は京都市美術館で開催されていたルーブル美術館展を観てきました。
良い絵は、時代を超えて人の心に訴えかけるのだとつくづく思いました。

また、今回行ったところで少し驚いたのは、本屋さんで陶磁器を展示販売しているところがあったことです。恵文社一乗寺店です。
杉本理さんと前野直史さんにつれていっていただきました。