2011-01-01から1年間の記事一覧
今年はいろいろなことが次々に起き大変な一年でした。 皆様にとってはどんな年でしたでしょうか。店主の拙いブログに今年もお付き合いいただきありがとうございました。 最近は内容がマンネリだ、という声もあります(反省!)。 来年も食や器の楽しさなどを…
本年ももう少しで終わりますね。 震災、原発事故、台風災害等散々な年でしたが、お陰さまで当店は何とかこの一年を過ごすことができました。ありがとうございました。 年末は30日(金)まで営業いたします。 年始は1月5日(木)から営業し、同日より24日…
郡山には地元の人物などを紹介する「郡山全集」というウエブサイトがあります。 このサイトは独自の視点で自由に丁寧に取材し紹介します。 先日取材していただきこの度当店及び私たち夫婦のことが掲載されました。 少し気恥ずかしいのですが機会がございました…
昨日会津実美里町へ行き、窯元などを訪ねました。 大堀相馬焼が原発事故で再開の見通しが立たないため、本郷焼が今では東北最大の窯場になりました。 本郷焼の現状は「窯の美里いわたて」1F会津本郷焼直売所へ行くと分かります。 使いたい器もあるのですが、も…
ガラス類の器はどうしても寒い地域では夏の使用が中心となりますが、どういうわけかクリスマスが近づくとまた使いたくなります。 石川さんの吹きガラスのコップをはじめて見たのは日本民藝館の売店でした。 ガラスの質感、大らかで素直な形、大きさ、使い心地な…
折角この時季に京都に来たので紅葉を見ようということになりました。 時間もなかったので行ったのは洛北にある圓光寺と鷺森神社のみでした。 いずれもほぼ紅葉は終わりかけていましたが、それでも名残があり楽しむことができました。 京都ではそれほど有名な…
京都は関西でもラーメン店が多い街と言われています。 ラーメンはかつては結構食べ歩いたのですが、最近は年のせいかめっきり少なくなってしまいました。 京都でもそのとおりで最近は一回の旅行で一度あるかどうかでした。 しかし今回は時間の関係で2度もいた…
京都に行きますと出来るだけ時間を割いて、いわゆるお饅屋さんとお菓子屋さんを回るようにしています。 今回同行された方々が和菓子好きなこともあり、1日3ケ所を目標にしました。 それ以上になりますと夜のお酒に差し支えますから。 末富、二条駿河屋、亀屋伊…
今回杉本立夫さんのご厚意により作品を何点か入荷することができました。 多少焼けすぎたり使用したり金直しをしたものもあります。 それでも使って楽しいものばかりだと思います。 杉本さんは現在は作陶されていないので、すべて昔の貴重な作品です。 機会がご…
今年は震災、原発事故などがあり、当初は落ち込んでいて京都行は諦めていたのですが、後半はこんなときだからこそあえて常に新しい発見のある京都を訪問したいと思うようになり先日訪ねました。 私にとって京都といえば大吉さんという位いつも何かとお世話に…
先日このブログに記載しましたが、いちい窯さんのテーブル展を明日(6日)より25日(日)まで開催いたします。 いちい窯さんは岐阜県土岐市の下石という産地で主に食器を製作されていて、その一部はたち吉さんにも出されています。 今回は赤絵の器を中心と…
日本人の主食である米が原発事故によって汚染されていることが明らかになり、毎日マスコミ等で取り上げられています。 福島県が原発の実験場になっているようでとても怒りを感じます。 原発事故は正に過酷事故であり時間も空間も越えてしまいますね。 米の汚染…
今朝は今季一番冷えたようですが、少し早起き(?)して「郡山東部ニュータウン朝市」へ行ってきました。 朝市の魅力はなんといっても生産者とお話しができ新鮮な野菜、加工品などを直接購入できることです。 ここの朝市は中田町の農家の方が多いとのことです。 …
福島県は果物王国を言われていますが、実際種類も多くまた美味しいものが多いですね。 その他にも野菜王国、魚王国、自然王国でもあります。 しかしまだまだ実感が薄いのはこれらのものがうまく活用されていないためではないか、中央志向ではなく福島県民の生活…
企画展時に展示させていただいた室田さんの器をお返しに、昨日益子へ行ってまいりました。 昨日は天気も良く暖かかったためか、益子はけっこう人がでていました。 室田さんとお話をしたり、益子町内の器店をいろいろ見てきました。 今回室田さんからは主に瑠璃…
白磁というと一般的には硬質で白いものというイメージがありますが、実際には白といってもその巾はかなりあります。 私の好きな盃に中国の宋の時代の盃がありますが、この盃は生地は薄いのですが形は柔らかく素地の上に白化粧土が施され全体的に淡いクリーム…
我家の近くから安達太良山が見えます。 安達太良山は福島県民にとって磐梯山とともにとても大切にしている山です。 この山も原発事故によって汚染されました。 散歩しこの山を見るたびに悲しみと悔しさがこみ上げてきます。 この事故を起こした国と東電のいい加…
「陶と漆3人の器展」はお陰さまでこの15日で無事終了いたしました。 ありがとうございました。 これからの予定として12月にはいちい窯(美濃焼)の、1月には前野直史さん(京都)のテーブル展を開催したいと思っております。 詳しい内容が決まりましたら…
次郎柿は静岡県が日本一の生産量を誇る甘柿です。 先日静岡県の知人からこの柿をいただきましたが、大きいのに果肉が緻密で甘みが強く歯ごたえもしっかりしていてとても美味しいのです。 日本を代表する甘柿といわれていますが、なるほどと思います。 この柿を知…
当店では企画の際作者にできるだけ飯碗を入れていただくようにお願いしております。 それは食の一番の基本となるものであり、また作者の食に対する向き合い方が感じられる器だからです。 毎日毎日何気なく使う器だからこそ、平凡でも使い易く温もりのあるもの…
この時期になると日本酒がますます美味しくなります(酒の飲みの言い訳?)。 そんなこともあり3人の方々には酒盃を出品していただきました。 どんな酒盃を使うのかは人それぞれで、誰にでもいいものなどはないように思います。 しかし酒盃によって酒や料理が…
菊地さんご夫妻は長野県の筑北村の山村に住まわれてますが、そこは材料の木の種類に恵まれているとのことです。 菊地さんは今回12種類の木(欅、栃、栗、楡、栓、タモ、キハダ、ミズメ桜、桑、山桜、胡桃、杉)を鑿などで削り、漆(これも樹液)で拭いて作品に仕…
菊地さんの器については今年の9月にテーブル展で初めて紹介させていただきましたが、今回は企画展ということでもっと多くの器をお披露目できることになりました。 その中から何点かご紹介させていただきます。 菊地さんは料理が映える素朴な粉引きの器が好き…
今回の展覧会のオープニングとしてこの催しが行われました。 始めに菊地さんご夫妻から「ととかな暮らし」(器と料理の風景)という題でレジメに基づきお話があり、その後質問なども出され和やかの雰囲気の中で進行いたしました。 「ととかな暮らし」とはご夫…
当店もお陰さまで3周年を迎えることができました。ありがとうございます。 さてこれを記念して上記の企画展が昨日(10月29日)から始まりました。 こんな感じで展示しております。いつも展示の仕方が下手で作者とお客様の皆様に申し分けないと思っており…
いよいよ明後日から秋の器展が始まります。 室田さんの器を箱からだして並べていますと、室田さんは長年もくもくといろいろな器作りに挑戦されてきたのだということが分かります。 今回は約110種類の器が並びます。 技術的なことはさておき益子の伝統的な釉…
室田さんから今回の企画展用の作品が焼きあがったとの知らせをいただき、先日益子の室田さん宅を訪ねました。 室田さんの作風は特に目立ちはしませんが、益子の伝統を踏まえた職人的な仕事でしっかりして使いやすい器が多いのです。 益子の現代にあっては貴重…
前回(10月18日付け)のブログで臨時休業のお知らせをいたしましたが、日にちが間違っておりました。 お客様に教えてせいただき気がつきました。 ぼけてて申し訳ありませんでした。 ということで今週の土日の誤りです。前回のブログを修正いたしましたのでご…
この度所用のため下記により臨時休業とさせていただきます。 申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。・10月22日(土)午後4時より(10時30分から午後4時までは通常通り営業) ・10月23日(日) 終日
仕事が遅いのでDM の作成もいつもぎりぎりになってしまいますが、やっと出来上がりました。 お陰さまで当店も無事3周年を迎えることができそうです。あっという間でしたが、ひとえに皆様に支えられての3年間でした。心より感謝申し上げます。 今回3周年を記…