暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

たまのやさんの黒糖揚まんじゅう

先日小学生時の同級会があり、たまのや(田村市船引町船引字畑添116TEL0247-82-0227)の渡辺さんとうん十年ぶりにお会いする機会がありました。 渡辺さんは当店の3代目で洋菓子を主に修行されてきましたが、地方では洋菓子専門というのは難しくほぼ独学で和…

春をいただく

やっと春らしくなり始めました。 歳のせいかまた近年暖冬が続いたせいか今年は寒さが少し厳しかったように感じられました(かつては冬は寒さが厳しいのが当たり前だったように思います)。 今年も我家の周りにもやっと蕗のとうが顔を出し始めました。 蕗のと…

室田嘉一郎さん宅への訪問

2月のテーブル展は22日で終了いたしました。 ありがとうございました。 3月は小鹿田焼の坂本浩二さんです。先日お電話したら作品は3月上旬には何とか送れるのではとのことでしたが、毎年3月の窯は条件が悪く状況を見ながら焚くので焚く日がまだはっき…

牧山桂子著「白洲次郎・正子の食卓」(新潮社)を読んで

先日武相荘へ行った際に売店でこの本は売られていたのですが、旅の途中で重い本を購入すると移動が大変なので郡山の本屋さんで求めました。 内容は長女の牧山さんがお二人が生前に好んでいた料理を作り、白洲家の器に盛るというものです。 料理もさることな…

2月19日の夕食から

本日の夕食から3品。 いずれも冬の間に時おりいただきます。 おからの炒め物。これは本日鈴木いつ子さんのお料理講習会があり鈴木さんからいただいたものです。10種類の具がはいっているとのことで栄養満点です。 ぜんまいの煮物。国産のぜんまいはふっく…

尾久彰三著「観じる民藝」(世界文化社)を読んで

著者は長年日本民芸館の学芸員として活躍され、退職後もマスコミ、民藝に関する展示、著作などで活動されています。 著書に「愉快な骨董」、「これは「骨董」ではない」、「日本民藝館へいこう」(共著)などがあります。 自分の体験から独特の視点で古民藝…

「美の壺」“益子焼”(NHK教育)に小野正穂さんが出演されました

昨日(2月11日)NHK教育の人気番組「美の壺」で“益子焼”が放映されました。 その中で小野正穂さんの窯焚きの様子や作品、小野さんに対するインタビューが映り、思わず手を振ってしまいました。 当店で扱わせていただいている作品の作者がTVに出演す…

「ほぼ日刊イトイ新聞」の座談会に柏木円さんが参加されています

先日お客様から上記の新聞に伊賀の柏木円さんの記事が載っているという電話がありました。 この新聞はネット上の新聞で、1998年6月にスタートし休まず毎日更新されています。 私はお客様に教えていただくまではこのような新聞があることすらわかりませ…

小麦饅頭の復活?

郡山地方では一昔前までは小麦栽培が盛んでした。 しかし最近では採算に合わないことからほとんど作られておらず、ほんの一部の人が栽培し乾麺を作ったり製粉したりして販売しております(愛情館にあります)。 私が小さい頃には地粉による小麦饅頭、蒸パン…

李義則著「陶磁器の道」 文禄・慶長の役と朝鮮陶工(新幹社)

最近この本を読みました。 この本は在日二世の著者が、自分の体験から「やきものの歴史にこそ両国の交流原点が秘められていると悟」り、「その歴史的関連の中でも文禄・慶長の役の折りに西国大名に連行されてきた朝鮮陶工たちの運命に焦点を当てたいと思」い…

「室田嘉一郎作陶展」のお知らせ

上記の展覧会が益子町にあるギャラリーびんろう(陶芸広場つかもと)で、2月2日から開催されています。(2月28日まで) 室田さんは益子焼の伝統的な釉薬である柿釉、糠白釉、黒釉などを駆使して生活に根ざした様々な器を作り続けてきました また新しい…

「関根昭太郎・佳奈 上絵(色絵)の器展」(テーブル展)について

本日より上記のテーブル展が始まりました。 期間は2月22日(火)までです。 お二人とも武蔵野美術大学をでられ、2005年に須賀川市に工房を設立し2006年には器の店ギャラリーボンコを設立されました。 主に西洋絵具を使った上絵の磁器を製作されて…