暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

盃の四季

ぐい呑み倶楽部〜イタリアンで〜

今回のぐい呑み倶楽部は日本酒に合う洋食で一杯ということで、郡山市虎丸町にありイタリアンをメインにしている勇庵さんで行いました。 本来洋食と日本酒は合わないと思っていましたが、料理の仕方によってはとてもフィットことが勇庵さんのお料理で分かりま…

ぐい呑み倶楽部

昨日(18日)は今年2回目のぐい呑み倶楽部の日。 今回は郡山市赤木にある「嘉文」さんで開催。 美味しい料理にいただきながら持ち寄った杯と徳利で日本酒を楽しむ。 至福の時。 次回は来年の5月頃。 興味のある方はお店に声を掛けてください。

水分補給

まだまだコップが活躍する季節。

初秋の杯

たまには古伊万里の杯と小鉢で!

ぐい呑倶楽部の開催(第3回)

昨夜は今年2回目のぐい呑倶楽部。 今回の会場は本宮市の駅前にある「松宴すげの」さん。 酒杯と日本酒と料理をこよなく愛する会員にとっては絶好の場所。 しかし例よって酒と料理とお話しに夢中になり今回も写真はわずか。 呆れてしまいますね。 (備前杯:…

ぐい呑み倶楽部の開催

今年二回目のぐい呑み倶楽部が下記により開催されます。 参加ご希望の方は当店までお申し込みください。 ご自慢のぐい呑みを持参いただき(貸与も可)、秋の夜長のひと時を美味しい日本酒とお料理とお話を楽しみませんか。 記 ・日 時 11月20日(金)1…

ぐい呑み倶楽部の開催

第2回目のぐい呑み倶楽部が先日ありました。 場所は郡山駅前の大串さんです。 ここのお店の焼き鳥は野菜との組み合わせが良くしかも炭火焼です。 また焼き鳥以外のメニューもけっこうあり嬉しいですね。 料理もよし酒もよし、後は持ち寄った酒杯でいただくの…

ぐい呑み倶楽部会員募集

日本酒と食べることが好きでかつぐい呑みに関心のある方々の集いをお料理屋さんで開催したいと常々考えていたのですが、この度賛同者のご協力により「ぐい呑み倶楽部」を立ち上げることになりました。 旬の料理を好きな盃とお酒でいただく。 同志が増えれば…

ぐい呑みの仕覆〜至福の時を〜

一般に仕覆はお茶道具を包むものですが、郄橋郁子さん(福島市在住)は普段使いの器の仕覆を作ります。 今回李朝のぐい呑みの仕覆を作っていただきました。 古布を使ったとても素敵なものに仕上がりました。 このようなものを居酒屋に持ち込み日本酒をいただ…

秋の夜長の夕食

最近は店主の怠慢で当ブログをあまり更新しておりません。 またぼちぼち書きますのでよろしくお願いいたします。 最近はあっという間に夜が来て朝もなかなか開けなくなりました。 こんな時はお酒を飲みながら夜長を楽しむのが一番です(年中屁理屈を言って呑…

日本酒時々焼酎

食がいわゆる和食系が好きなせいか、普段はどうしても日本酒が多くなります。 しかもほとんどが純米酒の常温です(猛暑の時は少し冷やしますし、極寒の時はぬる燗にすることもあります)。 最近は飲食店では品質管理のために冷蔵庫で冷やしていることが多い…

李朝白磁盃としふく

お客様からご依頼をいただき、福島の郄橋郁子さんに盃に合わせてしふくを作って頂きました。 盃はあこがれの李朝白磁盃です。 布は江戸(お客様が持参)と明治のものです。 こんな素敵なしふくで気に入った盃を持ち歩くことができたら旅がどんなに楽しいでしょ…

夏バテ気味です

毎日残暑が厳しいと少しつらいですね。ブログの記載も少なめになります(たんなる言い訳!)。 皆様、体調を崩さぬようお気をつけ下さい。もう少しです。 この夏を乗り切るのには夏野菜を毎日いただくのが一番だと思っています。 体のほてりをとり食欲を増進してく…

真夏の冷酒

日本酒は普段はほとんど常温でいただくのですが、夏の暑い日は少しだけ冷やします。 冷やしすぎると味が分からなくなってしまいますし、燗する(特に熱燗)と美味しさが逃げてしまうような気がします。 冷酒をいただくときにはガラスの徳利と染付のぐい飲みの…

船木倭帆さんのプラントタンブラー

船木さんのガラス作品の存在を初めて教えていただいたのは画家の渡辺俊明さんでした。 俊明さんは船木さんの作品を沢山持っていて普段に使っていました。 私も個展等で作品を拝見し求めて使っていくうちにだんだん好きになり、また何度か船木さんのお話をお伺…

杉本立夫さんと中島清さん

中島清さんという陶芸家の存在を教えていただいたのは京都の杉本立夫さんです。 杉本さんは中島さんの晩年に深い交流があったとのことです。 中島さんは走泥社にも何年間か参加されていました。京都では独特な存在だったようです。 中島さんの作品集を見て何か…

ひな祭りの散らし寿司

ひな祭りの夕食といっても我家では特別なものを作るわけではありません。 今回は散らし寿司です。 かんぴょう、蓮根、人参、ポエム、あぶらげ、玉子などを使いました。 ポエムは青みもあり食感もよくとてもマッチします。 散らし寿司とおしんこで一杯、何とな…

渡辺俊明絵付けの九谷盃

画工人渡辺俊明先生は50代の後半に九谷での絵付けを始められました。 本焼が終わった器に上絵の絵の具でさっとしかも大胆に描いてしまいます。 当時の九谷ではこのような描き方をする作者がいなかったため驚かれました。 盃と色絵付けの楽しい関係があり器に…

宋の白磁盃

白磁というと一般的には硬質で白いものというイメージがありますが、実際には白といってもその巾はかなりあります。 私の好きな盃に中国の宋の時代の盃がありますが、この盃は生地は薄いのですが形は柔らかく素地の上に白化粧土が施され全体的に淡いクリーム…

金継ぎと村田森さんの白磁輪花カップ

この度の震災では多くの器が壊れたり欠けたりしました。 当店でも数十点の商品が粉々になったり一部欠けたりニュウが入ったりしました。 一番残念だったのは当店の看板娘であった坂本茂木さんの蓋付き大壺が割れたことです。 しかし壊れた中でも使えそうなもの…

鶏肉の塩麹

塩麹に肉類をつますと少し身の締まりそれでいて柔らかくて風味の良いものに仕上がります。 これはお客様に教えていただき最近始めたのですが、私にとって新してしかも懐かしい味です。塩と麹はは偉大ですね。 肉類では特に豚肉があっているかもしれません(好み…

八角グラス

勝見充男著「骨董屋の盃手帖」という本がとても好きでよく読み返します。 その中に「優しく美しき八角グラス」という項目があり、彼の軽快な文章とともにヨーロッパの素敵な八角グラス(底は円で上にいくにつれて八角)の写真が掲載されています。 ずっと気にか…

新緑の盃?

原発事故のためしばらく盃のことは書きませんでしたが、また時おり掲載します。 正木春蔵さんは染付、色絵を得意とし楽しく明るい器を作られます。古典に学びながらも独自の作風を確立されています。 この盃は新緑が美しくなる頃に使いたくなります。ごすと緑…

春をいただく

やっと春らしくなり始めました。 歳のせいかまた近年暖冬が続いたせいか今年は寒さが少し厳しかったように感じられました(かつては冬は寒さが厳しいのが当たり前だったように思います)。 今年も我家の周りにもやっと蕗のとうが顔を出し始めました。 蕗のと…

2月19日の夕食から

本日の夕食から3品。 いずれも冬の間に時おりいただきます。 おからの炒め物。これは本日鈴木いつ子さんのお料理講習会があり鈴木さんからいただいたものです。10種類の具がはいっているとのことで栄養満点です。 ぜんまいの煮物。国産のぜんまいはふっく…

前野直史さんのテーブル展の終了について

前野直史さんのテーブル展が1月25日をもって終了いたしました。 ありがとうございました。 前野直史さんの作品の一部については今後も引き続き展示しておりますので、機会がございましたらご覧下さい。 なお今年は毎月何らかの企画をしたいと思います。日…

あさりの酒蒸

冬になると貝類が美味しくなりますので、我が家でも貝類をいただく機会が少し多くなります。 あさり、牡蠣、ほっき、帆立、しじみなど。 少し大きめのあさりが手に入ったので酒蒸にしたのですが、こんな時に限って葱がきれていました。残念! でもあさりは本…

丹波の黒枝豆をいただきました

京都の知人が黒枝豆を送ってくれました。 私の好物で早速茹でていただきました。この枝豆は少し黒ずんでいるのが特徴です。 もう最後の枝豆ということでしたが、大きくて甘く歯ごたえもありました。 食物を単なるものと考え、安い外国産を輸入すれば良いとい…

キクイモのいもを食べました(盃の四季⑩)

郡山の物産展で購入したキクイモのいもを夕食時にてんぶらにしました。 ほとんど癖がなくポクポクしていて甘みがあります。 こんなに美味しいとは思いませんでした。 他の食べ方も教えていただいたので挑戦しようと思います。 (キクイモのいも(左)とピー…

(有)玄葉本店さんのお酒(盃の四季⑨)

先日実家へ行く用事があり、その際近所の玄葉本店(田村市船引町船引)さんに寄りこのお酒(あぶくま)を購入いたしました。 この蔵元は最近は純米酒、本醸造酒を中心に造っているようです。以前よりかなり美味しくなったように思います。 これからも日本酒…