暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

2010-01-01から1年間の記事一覧

今年もブログをご覧いただきてありがとうございました

本日で当店の今年の営業を終了いたしました。 今日は朝から掃除したりお正月の準備をしました。 そして今年もお客様の I さんにお正月用にお花を生けていただきました。 このブログも本日で今年の記載は終了いたします。 なお来年は1月4日(火)から営業…

坂本浩二(小鹿田焼)さんのC&S

お客様の注文もあり坂本浩二さんにコーヒーセットを作っていただきました。 小鹿田焼の代表的な文様の打ち刷毛目と飛び鉋でです。 少し小ぶりですが使いやすそうです。 浩二さんはお忙しいので時間がかかりますが、いろいろな要望に応えてくれます。 浩二さ…

今よみがえる、昭和の洋館 珈琲「さらぬま」

郡山市はどんどん新しい建物ができ都市化されていますが、一方では古き良き建物が少なくなっています。 このことは郡山らしさが無くなってしまうことでもあります。 そんな中にあってさらぬまさん(郡山市清水台1-2-10 TEL024-933-4083 営業日:火〜土曜日 )…

余門漆芸工房の太い箸細い箸

先日スペースたかもりでの余門さんの個展の際に太い箸のお披露目がありましたが、当店でもこの箸を扱わせていただくことになりました。 本日この太い箸と細い箸が入荷いたしました。 以前にもこのブログで紹介しましたが、余門さんの箸はシンプルで丈夫でし…

年末年始の営業について

いつもありがとうございます。 今年もあと11日です。何かと気ぜわしいですね。 当店では12月31日(金)〜1月3日(月)までを年末年始の休みとさせていただきます。 1月4日(火)からは平常どおり(定休日は水曜日)営業いたします。 なお12月2…

黒木昌伸(小鹿田焼)さんの作品の入荷

昨日小鹿田焼の窯元の一つである黒木昌伸さんから作品が届きました。 黒木さんの作品は当店では初めてです。急遽お願いしたため作品数はあまり多くありません。 黒木さんはまだお若いのですが、作風はしっかりしていて使いやすいものを作っております。今後…

坂本茂木さんの作品集「小鹿田窯半世紀」

小鹿田焼は産地全体として語られたり写真集が出されたりすることはありますが、産地を構成する個人の作品集はほとんど出されておりません。 作家を大切にする現代にあっては不思議なことでもありますが、小鹿田焼にとっては当たり前のことかもしれません。 …

菊地克典さんの長方盆

菊地さんは栗・欅などを削って磨いてすり漆(ふき漆)で仕上げ、様々な用に即した器を作っております。 ある程度の大きさであれば、様々の要望にこたえて一品でも作っていただけます。 今回もお客様のご希望により栗の長方盆を作っていただきました。 木と漆…

前野直史さんのテーブル展について

当店のテーブル展はいわばミニ企画展ですが、来年もできるだけ多く開催しお客様に楽しんでいただけたらと思っております。 来年は1月4日(火)から営業いたしますが、その始めの企画として京都の前野直史さんのテーブル展を開催いたします。 今回はテーブ…

味心すず木さんで忘年会

お客様とすず木さんで忘年会をしました。 すず木さんのお料理は季節感と素材の味と器使いを大切にされていますので、いただいて幸せな気分になります。 今回も器を持ち込んで盛っていただきました。 話に花が咲き、ついつい飲みすぎてしまいました。反省だけ…

Pecorino(ペコリーノ)さんでの昼食

鏡石町(本町274 Tel0248-62-3225)にペコリーノというピザをメインにしている食事処があります。 本日須賀川方面に用事がありましたので、こちらで初めて食事しました。 ピザ以外ではパスタとカレーがあります。 今回はパスタをいただき、ピザはお土産に…

「九谷青窯 白い器・色絵の器展」を見て

上記の企画展が東京の南青山にあるうつわ大福(東京都港区南青山3-8-5 TEL 03-6326-7482)で11月29日から12月13日まで開催されています。 青窯さんからDMが届いており、また丁度東京に出かける用事もありましたので見てきました。 今年7月にオープンさ…

「お昼ご飯をご一緒に(鵜島、余門さんの漆の器で)」に参加して

昨日(12月4日)上記の催しがスペースたかもり主催であり私も混ぜていただきました。 高森さんのご挨拶の後、余門さんから再現した漆の太い箸の説明がありました。 丁寧にしかもしっかりと使い易く作られているのだと再認識いたしました。 その後昼食会に…

企画展の終了について

今回の企画展は昨日(28日)で終了いたしました。 ありがとうございました。 今回は初めての企画として昼食会を催しましたがいかがでしたでしょうか。 今後も食と器の関係を大切にした企画にしたいと存じますので、よろしくお願いいたします。 なお開催期…

余門晴彦さんの初個展について

この程、余門さんの初個展の便りがスペースたかもりさんから届きました。 「鵜島啓二→余門晴彦 塗り技を受け継ぐ」という題がついています。 12月2日(木)〜11日(土)(ただし日・月・火休み)までスペースたかもり(東京都文京区小石川5-3-15-302 T…

えーと、えと、干支

来年は卯年です。 当店の器の中でうさぎに関係するものを探しましたら、村田森さんのうさぎの絵の小皿(2,100円)がありました。 また知人が、ご子息(冬樹窯)が作成されたうさぎの置物(2,011円)を持ってきてくださいました。 いずれも表情があり親しめる…

伊賀土楽さんの土鍋の展示

今年もすっかり土鍋の季節となりました。 時節柄、企画展にあわせて土楽さんの土鍋も各種展示しております。 この土鍋には洗練された手作りの良さがあり、食材も美味しくいただけます。 置いていても存在感があり、また姿も美しく一つの風景になります。 ご…

11月23日(火)の営業について

11月23日は祝日(勤労感謝の日)ですが、平常どおり営業いたします。 よろしくお願いいたします。

横井清秀さん(いちい窯)の器

横井さんは土岐市の下石という伝統的な窯業地にあって、多彩な織部のほかに粉引き、唐津、赤絵、むぎわら手などの器も手がけています。 普段使いのものが多く、作りもしっかりしています。 今回は季節に合わせて赤絵の器を多く作っていただきました。 赤絵の…

佐竹康宏さん(工房千樹)の漆器

佐竹さんは日本を代表する木地師の一人です。 鋭い感性と確かな技術で普段使いの漆器を中心に作り続けています。 先日銀座日々での展覧会の帰りに当店にも寄っていただき、作品に対する熱い思いを話してくださいました。 お盆、お椀、丼、茶托、ハツリ目鉢、…

「山中漆器と美濃の器展」が始まりました

11月13日から当店の企画展が始まりました。 今回は初めての企画として鈴木いつ子さんのご協力により、料理と器のコラボをしてみました。 鈴木いつ子さんのお料理は季節感があり安くてヘルシーで健康的なものです。このような料理こそ現在に求められてい…

蓮笑庵展に出店しました

20回目の蓮笑庵展は11月6日から8日まで開催されましたが、天気にも恵まれ多くの皆様がおいでになりました。 当店も蓮笑庵の協力のもと渡辺俊明先生の作品を出品いたしました。 先生が亡くなられて以降初めての先生絵付け陶磁器の展示でしたので、皆様…

昼食会について

先に今回の企画展(山中漆器と美濃の器展)についてはお知らせいたしましたが、その際に昼食会について触れました。 その昼食会は下記により開催いたしますので、ご希望の方は当店までご連絡ください。 もう少しの人数が可能です。 記 1 日 時 11月13日…

丹波の黒枝豆をいただきました

京都の知人が黒枝豆を送ってくれました。 私の好物で早速茹でていただきました。この枝豆は少し黒ずんでいるのが特徴です。 もう最後の枝豆ということでしたが、大きくて甘く歯ごたえもありました。 食物を単なるものと考え、安い外国産を輸入すれば良いとい…

安斉賢太「白い器」展について

当店でもテーブル展を行いました郡山市在住の安斉賢太さんの展覧会が下記により開催されます。 安斉さんにとって初めての個展です。 機会がございましたらご覧下さい。 記 1 11月12日(金)〜18日(木)午前10時から午後7時 慶瑞 あかまんま(群馬…

2011年渡辺俊明カレンダーができあがりました

11月6日(土)から8日(月)まで20回目の蓮笑庵展が開催されます。 当店は蓮笑庵のご協力のもとに、俊明先生がお元気な時に絵付けされた器(益子、九谷など)を展示販売いたします。 もしご来場の際にお声をかけていただければ、時間の許す限りご案内…

京都訪問記③

三日目の24日は朝方に大原の朝市に行きました。 以前に行った時と違い、2箇所で開催されていました。一つはこれまでの所で、もう一つはその近くに新しい建物が建てられ、朝市だけでなく日中も農産物等の販売がなされています。 朝市が大きく発展した感じ…

京都訪問記②

二日目の23日はお寺と美術館のと和菓子店巡りをしました。 お寺は実相院(岩倉)、源光庵(鷹峰)、光悦寺(鷹峰)です。 いずれも建物も庭も素敵で、静かで落ち着く場所です。 美術館は承天閣美術館、高麗美術館です。 承天閣美術館はお寺(相国寺)の美…

京都訪問記①

この22日から24日までお客様と京都へ行ってきました。 内容を3回に分けて書きます。 22日は主に街中を散策しました。 新幹線で午前中に京都に着き、昼食後骨董茶房大吉さんへ向かいました。 途中道路が混んでいるので何か行事があるのかと思いました…

「山中漆器と美濃の器展」について

当店の秋の企画展の内容が決まりました。 今回は山中温泉の木地師佐竹康宏(工房千樹)さんと美濃焼の横井清秀(いちい窯)さんにお願いいたしました。 佐竹さんは東京芸大非常勤講師をされるなど国内外で活躍されております。高度な技術で主に拭き漆仕上げ…