暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

佐竹康宏

佐竹康宏展〜木地師の日常〜

山中の木地師、佐竹さんの個展が日本橋三越本店(本館6階美術特選画廊)で開催されます。 期間は3月9日(水)〜15日(火)までです。 佐竹さんは各地の漆器産地に木地師として多大な貢献をされてきました。。 生地を提供するだけでなく弟子も育ててきま…

佐竹康宏さんの個展「木地師の日常 佐竹康宏展」について

山中の佐竹さんから個展の図録が届きました。 この度三越の日本橋本店で三度目の展覧会を開催されるとのことです。 佐竹さんは木々の魅力を研ぎ澄まされた轆轤技術で最大限に引き出し作品を生み出しています。 期間は4月3日(水)〜4月9日(火)までです…

佐竹康宏さん(工房千樹)の漆器

佐竹さんは日本を代表する木地師の一人です。 鋭い感性と確かな技術で普段使いの漆器を中心に作り続けています。 先日銀座日々での展覧会の帰りに当店にも寄っていただき、作品に対する熱い思いを話してくださいました。 お盆、お椀、丼、茶托、ハツリ目鉢、…

工房千樹を訪ねて

「工房千樹 工房展」が7月1日(木)〜8日(木)まで工房千樹で開催されています。 私は7月2日の夕方におじゃまいたしました。200点ほどの作品が展示されていました。自宅での親子3人での工房展は今回が初めてとのことです。 この工房は、確かな技術…

佐竹康宏(山中)さんのお椀について

佐竹さんの代表的なお椀の一つに、昔椀というものがあります。 一見普通のお椀なのですが、木地(けやき)が少し厚めでとても手に馴染み使っていてとても気持ちが良いのです。塗りもしっとりしていて漆の美しさが現れています。 所謂あたりまえでいいお椀な…

佐竹康宏展(木地師の日常)、藤原喜久代作陶展について

先日上記の2つの展覧会へ行ってまいりました。 佐竹さんは日本橋三越本店で、藤原さんは京王百貨店新宿店での展覧会でした。 どちらも、使ってみたい素敵な作品がたくさんありました。 佐竹さんは木地師としてあらゆる可能性に挑戦しようとしているようで、…

佐竹康宏(工房千樹)さんのお盆について

本日、山中温泉の木地師・佐竹康宏さんのお盆が入荷しました。 以前にこのブログで書きましたが、長年自宅で使っていたお盆が佐竹さんの作品だったのです。しっかりしていて使いやすくそして品があります。手仕事のすばらしさが生きている一品だと思います。…

新たな漆器との出会い

今回の旅行の大きな目的の一つは新たな漆器に出会うことでした。 大阪では天王寺にある舎林を訪ねました。 ここは普段使いの漆器を中心に取り扱う漆専門のギャラリーです。 輪島、木曽のほか20人以上の作家の作品を扱っています。 日本でも珍しいお店だと…

新たな九谷焼、お盆を求めて

11月11日から13日まで石川県内の能美市、加賀市、金沢市へ行ってきました、 能見市では、青窯さんへ赤絵を中心とした器を仕入れに行き(入荷になれば後日お知らせします)、また新たな九谷焼を求めて九谷焼陶芸村をさまよい歩きました。 陶芸村には資…