暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

新たな漆器との出会い

今回の旅行の大きな目的の一つは新たな漆器に出会うことでした。
大阪では天王寺にある舎林を訪ねました。
ここは普段使いの漆器を中心に取り扱う漆専門のギャラリーです。
輪島、木曽のほか20人以上の作家の作品を扱っています。
日本でも珍しいお店だと思います。素敵な器がたくさんありました。
オーナーの山田には、展覧会前の準備でお忙しいのにもかかわらず、ご親切にいろいろと教えていただきました。
また、私が使ったことのない仁城義勝さんのお椀を譲っていただきました。
大阪では舎林のほか2店ほど漆器を扱うお店に立ち寄りました。
 仁城義勝さんのお椀 

次に神奈川県の茅ヶ崎市にあるクラフトショップ俊で開催されていた「佐竹康宏 木と轆轤と漆展」(12月12日〜12月27日まで)を見させていただきました。佐竹さんもいらっしゃいました。
椀、皿、茶托、酒器など普段使いの器が中心でした。
素敵な作品が多かったのですが、私は特に尺3寸(?)のお盆が気に入りました。
 「佐竹康宏 木と轆轤と漆展」のDM

最後に東京の小石川のスペースたかもりで開催されていた「2009冬・週末3日展(暮らしの道具/漆の器を中心に‥‥‥)」(11月19日〜12月19日まで)を見させていただきました。
10人以上の作者の普段使いの器がたくさん展示されていました。
高森さんから再現された故・鵜島啓二さんの太い箸のお話などを伺いました。
私が使ったことのない滝村弘美さんのボールを譲っていただきました。
 滝村弘美さんのボール