暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

大吉(骨董店、茶房)及び村田森さん宅への訪問

今回の旅行でも京都の骨董店大吉を訪問し、杉本立夫さんにお会いすることができました。
杉本さんはまだ健康があまり回復されず、今年も大吉展ができなかったことを少し残念がっていました。
今後も大吉展を開催することは難しいので、体調の良いときに少しずつ作り、お店に置くようにするかもしれないとおっしゃっていました。
当日はたまたま杉本さんがお友人と会食をする日になっているということで、私も誘っていただきました。途中からは村田森さんご夫妻も参され、楽しい夕食会となりました。
行ったお店は、赤垣屋(居酒屋)、K6(バー)で、いずれも雰囲気がよくとても料理のおいしいお店です。
京都にはこんな大衆的で素敵なお店があるのだと感心しました。
翌日村田さん宅を訪問し、いろいろとお話を伺い、作品と祥見さんが最近出版された本を譲っていただきました。
この本には、祥見さんと村田さんとの対談及び村田さんの作品がたくさん掲載されていますので、機会がありましたらご覧下さい。
村田さんはいつも情熱をもって、人々に喜んで使ってもらえるような器を作っています。古いものをよく勉強しながらも決して囚われることなくその良さを今に生かそうとしています。
これからも輝きのある楽しい器を作ってくれるのではないかと期待しています。
 村田森さんの作品





祥見さんの本