暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

室田嘉一郎

益子を訪ねて

11月21日(水)益子へ行ってまいりました。 今回は来年の1月のテーブル展をお願いしている遠藤薫さんとの打合せと作品をお願いしていた室田嘉一郎さんにお会いするためでした。 お二人ともこつこつとよい仕事をされています。 お二人の器が何点か入荷いた…

室田嘉一郎さんの皿、鉢と安齊賢太さんの小皿

涼の器展のために室田さんに焼いていただいたものがあります。 江戸期の美濃の丸皿のデザインを鉄ではなくゴスで書いていただいた3種の4寸皿(2月21日付けブログ参照)と下の皿と鉢です。 一つは5寸皿です。これは4寸の皿のデザインを5寸の丸皿に施しま…

室田嘉一郎さんの4寸丸皿

室田さんには以前に鉄線の4寸の丸皿を作っていただきましたが、今回は新たにゴス線の皿と江戸期の志野織部丸皿の紋様をもとにした4寸皿を作っていただきました。 4寸皿は生活雑器の基本の一つのように思います。 素朴で楽しい皿が気軽に使えたらとの思いで…

「室田嘉一郎作陶展」のご案内

早いもので明日で1月が終わります。 先日正月を迎えたばかりと思っていたのですが、一月があっという間に過ぎてしまいます。歳のせいでしょうか。 さて室田さんの作陶展が下記により開催されます。 柿釉、糠白釉、黒釉など益子の伝統的な釉薬を駆使し、しっかり…

瑠璃釉の器

企画展時に展示させていただいた室田さんの器をお返しに、昨日益子へ行ってまいりました。 昨日は天気も良く暖かかったためか、益子はけっこう人がでていました。 室田さんとお話をしたり、益子町内の器店をいろいろ見てきました。 今回室田さんからは主に瑠璃…

室田嘉一郎さんの出品リストから

いよいよ明後日から秋の器展が始まります。 室田さんの器を箱からだして並べていますと、室田さんは長年もくもくといろいろな器作りに挑戦されてきたのだということが分かります。 今回は約110種類の器が並びます。 技術的なことはさておき益子の伝統的な釉…

室田嘉一郎さんの作品を取りに行って来ました

室田さんから今回の企画展用の作品が焼きあがったとの知らせをいただき、先日益子の室田さん宅を訪ねました。 室田さんの作風は特に目立ちはしませんが、益子の伝統を踏まえた職人的な仕事でしっかりして使いやすい器が多いのです。 益子の現代にあっては貴重…

室田嘉一郎さんの器

先日益子へ行った際に室田嘉一郎さん宅にお邪魔しました。 器を譲っていただくとともに秋の企画展へのご協力をお願いしてきました。 室田さんは長年益子にあって黙々と普段使いの器を作り続けて着ました。 研究熱心で新しい器にも挑戦しています。 変貌する益子…

室田嘉一郎さんの飯碗

焼物の器で特に大切にしたいものに飯碗と湯飲みがあります。 湯飲みはほとんどの作陶家が作りますが、飯碗についてはきちんと作る方は割と少ないように思います。 飯碗は毎日誰もが使う当たり前の物ですが、それには作る方の作陶への姿勢、生き方が反映され…

かんの屋さんのゆべし

このゆべしはわたしの子供の頃の記憶にも残っている和菓子です。 かんの屋さんは昔は三春町内の国道沿いにあり、三春方面に行く人があるとお土産としてねだったりしました。 その当時からどこか都会的で上品な美味しさがあったのだと思います。 現在お店が大…

室田嘉一郎さん宅への訪問

2月のテーブル展は22日で終了いたしました。 ありがとうございました。 3月は小鹿田焼の坂本浩二さんです。先日お電話したら作品は3月上旬には何とか送れるのではとのことでしたが、毎年3月の窯は条件が悪く状況を見ながら焚くので焚く日がまだはっき…

「室田嘉一郎作陶展」のお知らせ

上記の展覧会が益子町にあるギャラリーびんろう(陶芸広場つかもと)で、2月2日から開催されています。(2月28日まで) 室田さんは益子焼の伝統的な釉薬である柿釉、糠白釉、黒釉などを駆使して生活に根ざした様々な器を作り続けてきました また新しい…

室田嘉一郎(益子)さんの器の入荷

先日、益子へ行って参りました。 あまり時間がありませんでしたので、寄ったところはつかもとと小野正穂さん宅と室田嘉一郎さん宅でした。 小野さんには当店でデーブル展をやっていただくことになりました。日程がはっきりしたらお知らせいたします。小野さ…

室田嘉一郎(益子)さんの作陶展を見て

先日(2/27)お客様と笠間、益子へ行って参りました。 何軒かのお店とつかもとのギャラリーびんろうで室田さんの個展を拝見しました。 室田さんともいろいろとお話しができとても勉強になりました。 室田さんは伝統的な益子の釉薬と形を大切にしながらも…