有元利夫展と中里隆さんについて
3月17日(水)、郡山市立美術館へ行き有元利夫展を観てきました。
詩情の豊かさを感じさせる絵で、とても感動しました。
展示の中に陶磁器による人形と絵付けされた器がありました。
これらは有元氏の年譜からみると、1982年に唐津の陶芸家中里隆宅に滞在して製作したものと思われます。
中里さんは陶芸界ではとても有名な方で、特にその器には定評があります。私も普段使いしていますが、料理を引き立ててくれとても使い易いのです。これまで窯元(隆太窯)を訪問したり、個展を拝見した際にお話を伺うこともありました。
そして偶然にも、先月窯元を訪問しご子息の太亀さんにお会いしたばかりだったのです(2月26日付けのブログ参照)。
お二人はとても音楽好きとのことなので、共感する部分があったのかもしれません。
私にとっては他人事とは思えない展覧会でした。
(有元利夫展の図録)
(1982年に作陶された人形)
(1979年と1982年に絵付けされた器)