角漆工房、余門晴彦さんを訪ねて〜輪島にて
7月3日の午後に高速バスで輪島に着きました。
雨の中、早速角漆工房を訪ね、角有伊さんと偉三郎さんの奥様にお会いすることができました。
画工人渡辺俊明先生が偉三郎さんの器が好きでよく使かわれていたこと、偉三郎さんが何度か会津若松市に来られたことがあることなどが話題になりました。
有伊さんはしっかり父の後を継がれている様子でした。
次に、余門晴彦さん宅へお伺いいたしました。急な訪問ににもかかわらず親切にもいろいろなお話をしてくださいました。
余門さんは故・鵜島啓二さんの後輩で、鵜島さんのいわゆる太い箸を再現されました。
その箸を昨年の暮れのスペースたかもりさんでの企画展で拝見させていただき、輪島行の際には是非購入し使ってみたいと思っていました。
鵜島さんの太い箸は、彼の生前に私がお宅を訪問した際に譲っていただいたもので、長年愛用していました。
余門さんは箸は太さは3種類ですが、どれも使いやすそうですし漆の表情(使っているうちに輝きを増す)もありそうです。
早速使ってみたいと思います。
(角有伊作 7寸皿、へぎ板)
(鵜島啓二作 上の箸、余門晴彦作 下3つの箸 上から太中細)