暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

「サヨナラ、民芸。こんにちわ、民藝。」(里文出版)を読んで

この本は民藝に何らかの関係をもつ人たち(カバーの写真に名が写っている人)が、6つのテーマで2から3人で対談した本です。
対談者は「つくり手、売り手、使い手、そして、民藝について考える人たち」です。それぞれの立場から民藝について自由に述べられ、「刺激的で広範な内容になって」います。
民藝についてこれまで語られてきた良い面、悪い面、問題点などがいろいろ網羅されていてとても面白く読めました。
民藝を超えて物の本質が語られているように思います。

(「サヨナラ、民芸。こんにちわ、民藝。」のカバー)