暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

水無月の頃

水無月(みなづき)は元々は京都で6月30日に食べられる菓子。
この日はちょうど1年の折り返しにあたり、半年の罪や穢れを祓い残りの半年の無病息災を祈願する神事「夏越祓」が行われます。この日にいただくのがこの水無月です。


しかしこの夏越祓は京都だけでなく地方でも同じ日だったりあるいは少し時期をずらしたりまた別な名の神事だったりして行われてるようです。


私にとっては6月30日がちょうど1年の折り返しにあたり、半年の罪や穢れを祓い残りの半年の無病息災を祈願するということが大切なように思います。
(穢れの多い私にはピッタリ!)
そしてこんな理由でやはり水無月(三角形は氷を表し夏バテ予防をし、小豆は邪気払いや悪魔祓いとのこと)を食べたいのです。


生憎時期は少し過ぎたのですが、須賀川市木之崎にある太田屋菓子店さん(TEL0248-68-2619)でまだ作られていましたので訪ねました。
(郡山近辺ではこの菓子を作っているのは太田屋菓子店さんだけのようです)
この菓子は私の大好きなお菓子の一つなのでこの時期になると何が何でもと思ってしまいます(ただのいやしこ?)。

(太田屋菓子店製水無月