暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

大吉こと杉本立夫さんの器

当店で扱わせていただいている杉本さんの器はとても楽しい。特に酒器類、湯のみ、茶碗は毎日のように使っても飽きません。
杉本さんとは、2001年の遊泥展以来のお付き合いです。
当店のオープンにあたってもいろいろとご協力いただき、またその後も何かにつけアドバイスをいただいております。杉本さんのプロフィールをご紹介いたします。
なお杉本さんは、ここ2年ほど体調を崩されて展覧会を開催できなかったので、今年の後半には是非開催したいと思っているようようです。

1940年生まれ。京都の妙心寺南門前の料亭「花末」の長男として生まれる。高校卒業後、修行の後25歳で「割烹大吉」(京都市寺町二条)を開業する。30歳頃より作陶を始める。48歳の時に骨董屋に転業する。主に唐津、粉引き、信楽備前等を作る。毎年1日だけ加藤静允氏と展覧会を開く。八木一夫加藤唐九郎等と交流があった。号は泥牛、放下庵、大吉など。