中川自然坊さんの壺の蓋を菊地克典さんに作っていただきました。
これはこの壺を花生けとして使うとともに、漆のざっくりとした蓋を付けて物入れとして使いたかったからです。
壺の口は少し歪んでいるため菊地さんも作業が大変だったのではないかと思います。
このような仕事は一つ一つ鑿で仕上げていく菊地さんのような方でないとできないですね。
お陰さまで壺も男前になりました。
蓋は用の幅を広げるとともに器の表情を変える魅力がありますね。
(蓋付きの絵唐津壺 壺の高さ約16㎝、口径約12.5㎝)
(同上 蓋をとったところ)