暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

2012-01-01から1年間の記事一覧

涼の器展が終了いたしました

本日で涼の器展が終了いたしました。 ありがとうございました。 今回も企画では当店がテーマとしている食と器の関係ということで和菓子とのコラボを試みました。 いかがだったでしょうか。 次回の企画展は今年11月の村田森さんの器展です。 この時にも何か予…

室田嘉一郎さんの皿、鉢と安齊賢太さんの小皿

涼の器展のために室田さんに焼いていただいたものがあります。 江戸期の美濃の丸皿のデザインを鉄ではなくゴスで書いていただいた3種の4寸皿(2月21日付けブログ参照)と下の皿と鉢です。 一つは5寸皿です。これは4寸の皿のデザインを5寸の丸皿に施しま…

生菓子と抹茶を楽しみました

6月2日(土)は当店の初めての企画として気楽に和菓子と抹茶を楽しむ日としました。 和菓子は神山典之さん(神山菓子店)に山芋(つくね芋)を使ったきんとん「紫陽花」を作っていただきました。季節感のある素敵な生菓子です。 このような和菓子は県内では…

涼の器展の後半が始まります

涼の器展の前半はうすい百貨店様のご協力により29日で無事終了することができました。 ありがとうございました。 引き続き後半は6月1日(金)から当店で始まります(10日まで)。 2日は和菓子と抹茶を気軽に楽しんでいただける日になっております(要予…

季節の花

ただ今涼の器展が開催中です。お近くにおいでの際にはご覧いただければ幸いです。 毎日お客様と食と器への想いをお話できることに感謝しております。さて今は山アジサイの花が満開です。この花は清清しく夏への想いをいざなってくれるような気がします。

涼の器展が始まりました

昨日(23日)より涼の器展がうすい百貨店様の7階において始まりました。 詳しくは5月8日の当ブログをご覧下さい。 今回もお花は石井紘子先生が生けてくださいました。 先日神山さんが6月2日(火)お出しする生菓子を作ってくださいました。 山芋を使った…

涼の器展での青窯の器

今回の器展も青窯の器が中心です。 今回の特徴は これまでいろいろな機会にご紹介させていただいた作品は2割位で後はほとんど形かデザインが異なります。 また瑠璃の作品が多く(8種類)あります。 この器展は明後日(23日)からうすい百貨店(1週間)の7…

臨時休業について

夏の器展(5月23日〜)が近づきました。 そこで前日の22日の午後は準備のため臨時休業とさせていただきます。 23日午前10時からうすい百貨店の7階でお待ちしております。 よろしくお願いいたします。 ところで少しずつ暑くなりますと体がすっぱいもの…

柏木円さんの白磁、染付

涼の器展に合わせて製作をお願いしていた器が届きました。 柏木さんは現在伊賀に住まわれていて(出身の土楽さんの近くとのこと)、主に白磁、染付の器を作っています。 作風は丁寧で爽やかです。 作品は主に京都のギャラリー遊形さんで扱われています。 今回の…

坂本浩二さんのペンギンピッチャーほか

坂本さんの器が入荷しました。 今回は皿が中心ですが、初めてペンギンピッチャーといわれているピッチャーを作っていただきました。 現物を目にするとなるほどと思われます。高さが9センチ位ですがどことなくペンギンに似ていてユーモアがあります。 その他はマ…

夏の器展(涼の器展)のDMができました

今年も夏の器展の時期がまいりました。 今回も涼の器展(5/23〜6/10)ということで九谷の青窯の器(主に白磁、染付)を中心に展示いたします(詳しい日程等はDM写真に掲載)。 新作を含めてこれまでのものとは違ったものを多くしたいと思います。 その他お馴染…

やっぱり食べたい筍ご飯

放射能汚染のため地元産の筍がほとんど出まわらずまた知人からもいただけず、無理して九州産を食べたのですが納得がいかず少しがっかりしていました(決して九州産には責任はありません。すべて原発事故が悪いのです)。 ところが先日益子へ行った際に朝堀の…

三宅義一さんの吹きガラス作品の入荷

陽気が暖かくなるとガラス類を徐々に使いたくなりますね。 今回岡山市で吹きガラスを製作されている三宅さんの作品を扱わせていただくことになりました。 三宅さんは長年船木倭帆先生に師事され、2009年に独立し三宅吹硝子工房を設立されました。 先生と同…

益子の「春の陶器市」に行ってきました

益子の陶器市は4月28日から5月6日まで開催されています。 昨年に引き続き今年も行ってきました(5月2日)。 (あまり時間がなかったのでゆっくりは見れず少し残念でしたが) この市の面白さは普段益子のお店であまり見られない器や作者に会えることで…

安齊賢太さんのテーブル展が始まりました

本日から安齊さんのテーブル展が始まりました。今回で3回目です。 開催は5月20日(日)までです。 その後うすい百貨店の器展(5/23〜5/29)でも展示いたします。 安齊さんの白磁は一般の白磁とは質感が異なり、生地が薄めで釉薬の光沢もあまりありません。 …

杉本立夫さんと中島清さん

中島清さんという陶芸家の存在を教えていただいたのは京都の杉本立夫さんです。 杉本さんは中島さんの晩年に深い交流があったとのことです。 中島さんは走泥社にも何年間か参加されていました。京都では独特な存在だったようです。 中島さんの作品集を見て何か…

ゴールデンウイーク中の営業について

最近パソコンの調子が悪くお知らせが遅くなってしまいました。申し訳ありません。 当店は今回のゴールデンウイーク中も平常どおり営業いたします。 よって5月2日(水)のみがお休みです。 もしお近くにおいでの際にはお茶でも飲みにきてください。 5月3日(…

菊地智子さんの器の入荷

工房ととかの菊地さんの器は粉引きが多いのですが、今回は5種類ほど器が入荷いたしました。 工房ととかのホームページのお料理の器としてよく出てくるものもあります。 機会がございましたらご覧下さい。 (入荷した器) (菊皿) (高付小鉢) (粉引8寸鉢)

やっと桜が咲きました

今年は寒い日が多かったためか、例年よりかなり遅れて我家の桜が咲き始まりました。 しかも梅の満開とほとんど時期が変わりません。 こんなことはめったにないことです。皆様の所はどうですか。 隣は三春町でその名称は梅、桜、桃の花がほぼ同時に咲くことに由来…

「うつくしま日中現代美術交流展in福島空港」を見てきました

当店のお客様がこの絵画展に出品されるというお話を伺い、久しぶりに福島空港へ行ってきました。 平日でしかもフライト時間でなかったためかあまり人影はありませんでしたが、絵画は空港ビルの1階から3階までの空きスペースや部屋を活用して展示されていまし…

「お菓子とお抹茶券」ができました

我家の梅も満開になりました。 今年はやっと春が来たという感じですね。 さて当店の夏の器展の日程については先にこのブログでお知らせしたところですが、その際気楽に季節の和菓子と抹茶がいただけたらということで6月2日(土)を予定いたしました(DMはた…

蕗のとうを食べました

もう時期的には遅いと思ったのですが、先日どうしても蕗のとうが食べたくなり当市の中田町地区(ここは市内でも比較的放射線量が低い)にあるJAの直売所へ向かいました。 案の定なかったのですが、店員さんがひょっとしたらということで知合いの農家に電話し…

佐藤大幹(会津本郷焼 陶楽)さんのテーブル展が始まりました

本日(5日)より会津本郷焼の窯元陶楽の佐藤大幹さんのテーブル展が始まりました。 4月24日(火)までです。 普段は窯主で父上の佐藤幹さんとご一緒の展示が多く、単独のことははあまりないとのことです。 会津本郷焼の伝統的な技法と釉薬(藁灰釉、飴釉)…

蕗のとう、よもぎそして原発事故

毎年春になると我家の周りにたくさんの蕗のとうやよもぎなどが出ます。 特に蕗のとうはてんぷら、蕗味噌などにして春一番にいただきますが、その香り、ほろ苦さはこれから始まる一年の元気を与えてくれます。 しかし今年は原発事故による放射能汚染のため食べる…

村田森さんの個展ほか後期の企画のご案内

後期の企画内容につきましては先日当ブログに掲載いたしましたが、具体的日程が決まりましたのでお知らせいたします。 後期のメインである秋の器展は京都の村田森さんの個展ですが、11月10日(土)から11月20日(火)までです。 染付の磁器を中心に出…

会津豊玉さんの生菓子

先日会津方面に用事があり、その帰りに会津豊玉(猪苗代町字芦原10-2 TEL0242-62-2110)さんへ久しぶりに寄ってみました。 このお店は材料を厳選した定番の菓子の他に、いつも季節の生菓子が何種類かあるのが嬉しいですね。 また餡もとても美味しいです。 関東…

市場の朝市(郡山の食市)へ行ってきました

この市は毎月第4日曜日に開催されているということで、先日(25日)に初めて郡山市総合地方卸売市場へ行ってきました。 朝7時から開催されていますが、到着したのは9時頃のせいかなんとなく活気がありません。 それもそのはず、メインの魚を目的にする人…

神山菓子店さんの生菓子3種

3月のテーブル展は昨日で終了いたしました。ありがとうございました さて神山菓子店(郡山市中田町高倉字下ノ沢84 TEL024-943-1917)さんのじょうよ饅頭と菜の花餅(他店ではあまり見かけません)が食べたくなって本朝少し早めに出かけたのですが、先客が最…

渡辺俊明さんの木版画

画工人渡辺俊明先生は生前かなりの木版画を製作されました。 中でも有名なのは山頭火の句を100句木版画にしたことです。 版木の製作はほぼ40代までとのことでした。今回入荷いたしましたのはいずれも先生が病で倒られる以前に刷られたもので、ふくろうと…

中川自然坊さんのご逝去

中川さんはかねてより病気療養されていましたが、昨年の12月にご逝去されました。 享年58歳とのことです。まだこれからというのにとても残念です。 近年は渋谷の黒田陶苑さんで個展も再開されていたので、少し回復されていたのではと思っていたのですが。 …