暮しの器 「むぎわら」の日記

元「暮しの器むぎわら」店主の独り言

2010-01-01から1年間の記事一覧

モード・エルさんでの佐藤信樹さんの白磁展について

先日のブログに書きましたように、今回の展覧会もモード・エルさんのご協力により当店と同時に開催することになりました。 モード・エルさんは当店と違い広くゆったりしているので、作品が生きます。 機会がございましたら、センスの良い衣類とともに佐藤さ…

廣戸川酒造店さんを訪問しました(盃の四季⑦)

先日のNHK講座を受講してから、福島県の日本酒造りは昔とは違いかなりハイレベルにあるのだと認識しました。 酒に卑しい私にはかなりの刺激となりました。 今回須賀川に用事があったので知人の紹介もあり、天栄村大字下松本にある(役場の近く)廣戸川酒…

お盆中の営業についてのお知らせ

いつも当店のブログをご覧いただきありがとうございます。 当店はお盆中も平常どおり営業いたします。 (8月11日、18日は水曜日で定休日です) なお、8月17日(火)は臨時休業とさせていただきます。 よろしくお願いいたします。

豊年餅屋さんの餅菓子(和菓子三昧?)

豊年餅屋(須賀川市本町)さんは所謂昔からの地域の餅屋さんのようです。 よって一般の和菓子屋さんのようには菓子の種類は多くなく、昨日お伺いしたときも大福とゆべしの2種類でした。年間でもそう多くの種類は作られてはいないようです(以前に私が須賀川…

8月のテーブル展

先日のブログでお知らせしましたように、昨日から佐藤信樹さんの白磁展が当店のテーブル上で始まりました。 予定通り8月23日(月)まで実施いたします。ただし、毎週水曜日(定休日)と8月17日(火)は休ませていただきます。 白磁といってもいろんな…

佐久間ブルーベリー園さんのブルーベリー

佐久間ブルーベリー園(田村市滝根町TEL0247-78-3224)さんでは無農薬でブルーベリーを栽培しております。 私は口に入るものは、できるだけ無農薬、無添加、季節のものをと心がけています。 しかしそのようなものを作るのは大変手間のかかることですし、作ら…

佐藤信樹(陶房樹香)さんのテーブル展について

この度佐藤信樹さんの作品のテーブル展を開催することになりました。 そして今回もモード・エルさんのご協力を得て同時開催をすることができます。 期間は8月2日(月)から8月23日(月)までです。 信樹さんは郡山市の安積町で白磁を中心として作陶され…

2010年7月29日の里山の花

本日も近くの里山へ、お店のお花をいただきに参りました。 夏の里山は一週間でかなり様子が変わります。 そして行くたびに新たな発見がありました。 もっともっと感性を高めなければ自然にはついていけないと思いました。 ウバユリ、むくげなどが咲いていま…

かぼちゃとズッキーニのサラダ(盃の四季⑥)

毎日暑いですね。 我家では夏になるとよくかぼちゃとズッキーニを食べます。 ズッキーニは初めて食べたときは全然美味しいとは思いませんでしたが、ゴーヤと一緒で食べているうちにだんだん癖になってしまいました。 今回は焼いたズッキーニを冷やして梅味噌…

nid(ニッポンの イイトコ ドリ を楽しもう) vol.16

このような雑誌があることを最近まで知りませんでした。 インターネットで検索していた時に見つけた本で、MUSASHI BOOKSが年に何度か出しているようです。 今回は「手に心地よい、飯碗・汁椀選び」という題があり、祥見知生さんと高森寛子さんが選んだ器が載…

信濃屋さんの大福餅(和菓子三昧⑥)

信濃屋さんはJR磐越西線の磐梯熱海駅から歩いて10分位の所(所謂会津街道沿い)にあります。 久しぶりにお伺いすると、大福餅を中心に揚げまんじゅう、落雁などがありました。盛夏には水羊羹も作るそうです。 ここの大福餅は餅と餡のバランスがとてもよ…

テーブル展 九谷青窯 染付け磁器など

当店のテーブル上で行う展示会は今回で2回目です。 今後も企画展がある月を除いては、できるだけ毎月実施したいと思いますのでよろしくお願いいたします。 今回は先日訪問した九谷青窯さんから器が届きましたので、九谷青窯展ということで本日から今月一杯…

ふられ男コップ酒?(盃の四季⑤)

以前にもこブログで紹介いたしました勝見充男著「骨董屋の盃手帖」という本の中に、このことについて書かれています。 写真のコップは恐らくそこに掲載されている写真のものと同じてのもの(昭和初期の型ガラスコップ?)だと思いますが、私もこのコップが好…

夏の里山を歩く

昨日一週間ぶりに近くの里山へ花を採りに行きました。 夏は一週間も行かないとかなり様子が変わります。 新しい花は次のようなものがあり、それぞれ美しく咲いていました。勉強不足で名前もわからない花もあります。機会がありましたら教えていただきたいと…

久しぶりに我家の料理

最近怠けていて我家の料理(料理と言えるかどうかは疑問)を載せませんでした。 久しぶりに載せますが、いたってシンプルです。 写真のほかは焼き魚にいり豆((有)まめやーほぼ毎日いただいております)にアスパラマヨでした。 夏野菜が美味しい時季ですね…

角漆工房、余門晴彦さんを訪ねて〜輪島にて

7月3日の午後に高速バスで輪島に着きました。 雨の中、早速角漆工房を訪ね、角有伊さんと偉三郎さんの奥様にお会いすることができました。 画工人渡辺俊明先生が偉三郎さんの器が好きでよく使かわれていたこと、偉三郎さんが何度か会津若松市に来られたこ…

工房千樹を訪ねて

「工房千樹 工房展」が7月1日(木)〜8日(木)まで工房千樹で開催されています。 私は7月2日の夕方におじゃまいたしました。200点ほどの作品が展示されていました。自宅での親子3人での工房展は今回が初めてとのことです。 この工房は、確かな技術…

漆の器を求めて−加賀市山中温泉、輪島市を訪ねて

企画展が終わり、大人の休日倶楽部を利用して、7月2日〜5日まて山中、輪島を訪問し駆け足で漆器などを見てまいりました。 日本人にとって一番身近な器であった漆器が現代では一番遠い存在になっています。 漆の器って私たちにとって一体何なんでしょうか…

夏の器展の終了について

夏の器展は昨日で終了いたしました。ありがとうございました。 次回は10月頃に企画展を開催する予定ですので、よろしくお願いいたします。 なお、村田森さんの器の一部につきましては引続き8月上旬まで展示いたしますし、その他常設で染付け磁器、白磁、…

里山の初夏の花

お店に飾る花や実を摘むために近くの里山へよく出かけます。 野の草木を見ているとその生き生きとした姿に何かほっとします。自然と共に今を生きていると感じられるからでしょうか。。 花に感謝しながら摘むのですが、その美しさを何とか生かせてたらと思っ…

和の菓子たけださんの豆大福をいただきました(和菓子三昧⑤)

先日和菓子の好きなお客様から、たけださん(郡山市大槻町)の豆大福をいただきました。 このお店にはまだお伺いしたことがなかったのですが、以前に知人からいただいたこの菓子の味が忘れられず近いうちに伺おうと思っていた矢先でした。 京都の出町ふたば…

口付黒鍋ではちくご飯を炊きました

今が旬のはちく。 味噌汁、煮物、炒め物など何でもござれ。 はちくご飯は作ったことがなかったので、思い切ってやってみました。多分美味しいだろうと。 土楽さんの口付黒鍋で炊いてみましたが、竹の子(孟宗)ご飯同様とても美味しくできました。 はちくも…

和菓子処仙川さんの若鮎をいただきました(和菓子三昧④)

当店では現在夏の器展を開催中ですが、お客様から仙川さん(郡山市細沼町)のお菓子若鮎をいただきました。 私も仙川さんのこのお菓子が好きで時おり買っていましたので、とても嬉しくなりました。 夏になると季節の和菓子が少なくなってしまう郡山の中で、…

そら豆を焼きました

お店の近くの愛情館に買物に行った際、そら豆を見つけました。 昨年、味心すず木さんでいただいた焼いたそら豆を思い出し、自宅でも焼いてみようと想い求めました。 実際に焼いて見ると難しく、焼きすぎて彩りもあまり良くなくしかもしぼんでしまいました。 …

夏の器展の開催

本日より夏の器展が始まりました。 昨日までに村田森さん、吉田徹さん、土楽さんの器が届き無事展示することができました。 村田さんには新たな種類のものも何点か焼いていただきました。村田さんの器には古典を踏まえながらも今を生きる楽しさと美しさがあ…

NHKカルチャー「大人の日本酒講座」に参加して

この講座には日本酒好きと思われる方が30名程受講しました。 3回にわたり、講師の佐藤広隆(郡山市開成にある泉屋さんのご主人)さんが 話術巧みに楽しくお話をされました。内容もよく練られていて共感する点が多くありました。 特に感心したのは佐藤さん…

夏の器展における九谷青窯さんの器

日頃、青窯さんの器はある程度取り揃えておりますが、この企画に合わせて若干入荷いたしましたので主なものを紹介いたします。 (鉄葉紋7寸鉢) (白磁六角皿) なお、快山窯さんについては以前にご紹介させていただきましたが、村田森さん、吉田徹さんにつ…

山椒を使う(盃の四季④)

京都の影響だと思いますが、ここ2,3年山椒を料理に多く使うようになりました。 今では毎日山椒を口にしてもあきません。 庭の山椒の新芽が出てからは、葉、花(蕾)、実といただきます。 煮物だけでなく、肉、魚にもよく合います。 山椒のように、地元で…

安土忠久さんの夏の器展での吹きガラス

安土さんの吹きガラスについては以前にこのブログで書きましたので省略いたします。 今回の器展では次のようなものを展示いたします。 焼物の基本はめし碗と湯呑、ガラスの基本はコップだと思っております。 そのコップを色の華やかさでなく、ガラスの質感と…

坂本茂木さんの盃(盃の四季③)

小鹿田焼の盃は私には少し小さいものが多いように思われるのですが、坂本さんの盃は少し大振りでしかもどっしりしていて存在感があり、酒大好きな私にはぴったりな盃です。 この盃は外側が打ち刷毛目になっていて全体に緑釉が掛けられています。景色も上々で…